こんにちはYu-riです。
子どもが1歳4ヶ月でRSウイルスに罹ってしまいました。
周りでは何人かいましたが、流行ってまさか自分の子がなるとはあんまり考えていませんでした。
今回は子どもがRSウイルスと診断されるまでを書いてみます。
RSウイルスって
RSウイルス感染症(respiratory syncytial virus infection)はRSウイルスの感染による感染症です。
何度も感染を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%の子どもがRSウイルスに少なくとも1度はかかるとされています。
症状
軽い風邪様の症状から思い肺炎まで幅広くありますが、初めての発症した場合は重くなりやすいと言われています。特に生後数週間~数か月間にRSウイルスに初感染した場合は、気管支炎や肺炎などの重篤な症状を起こすことがあります。
2日~1週間(通常4~5日)の潜伏期間を経て、発熱・鼻汁などの症状が数日続きますが、多くは軽症ですが初感染の3割は重くなると咳がひどくなり喘鳴や呼吸困難などの症状が出現して、気管支炎や肺炎に移行します。
重篤な合併症として注意すべきものには、無呼吸発作、急性脳症等があります。生後1か月未満の児がRSウイルスに感染した場合は、非定型的な症状を呈するために診断が困難な場合があり、また突然死に繋がる無呼吸発作を起こすこともある。
感染経路
RSウイルスに感染している人が咳やくしゃみなどの飛沫で感染します。また、ウイルスがついている手指や物品(ドアノブ、手すり、スイッチ、机、椅子、おもちゃ、コップ等)を触ったり又はなめたりすることによる間接的な接触感染があります。そのために保育園も登園禁止になるんですね。
重症化リスクが高い
低出生体重児・心臓や肺に基礎疾患・神経や筋肉の疾患や免疫不全がある場合
治療法
特効薬はありません。基本的には対症療法
ワクチンなどもありません。
流行時期
いつもは秋ごろが増えますが、このところ夏ごろも流行してきています。
2021年はここ数年と比較できないぐらい爆発的に流行しています。

わたしの職場の人の子どもも何人もRSウイルスにかかっています。こんだけ多ければかかってもしょうがいないですね。
RSウイルスと診断されるまで
診断される5日前から保育園では少し体温高めですね。って言われていましたが元気だったので預かってもらっていました。
5日前 朝37.0℃ お昼37.2℃ 夕方37.2℃ 特に症状なし
4日前 朝37.2℃ お昼37.4℃ 夕方36.8℃
3日前 朝37.2℃ お昼37.6℃ 夕方39℃台 咳が出始めました
2日前 朝38.0℃ お昼37.4℃ 夕方37.2℃ 日中に受診
1日前 朝38.6℃ お昼38.6℃ 夕方39.2℃ 鼻水と咳が多くなりました。食欲が低下
当日 朝38.6℃ お昼38.6℃ 夕方38.0℃

3日前
咳が出てきました。元気と食欲はまだあったのですが、熱が39℃台になったので前に風邪をひいた時にもらったカロナールを飲ませました。
先生からは熱が38.5℃以上で元気がない場合はカロナールを飲ませてもいいと前回の風を引いた時に言われていたので飲ませました。
2日前
いつも行っているクリニックが休みだったのでいつもと違うクリニックに行きました。ただ、その時はカロナールの影響なのか熱が下がっていたので、咳止めなどをもらっただけでした。

夕食は7割程度しか食べませんでした。夜は咳も多く、目が覚めることも多くなりました。
1日前
鼻水と咳が多くなりました。朝は5割、おやすはすこし食べましたがお昼と夕食はほとんど食べませんでした。夜は鼻水が多く、呼吸がしずらく喘鳴のような呼吸(ヒューヒュー)もあって苦しそうでした。
当日の流れ
さすがに熱が下がらなくて、食欲も低下していたのでもう一度クリニックに受診することにしました。コロナウイルスが流行してから熱があると感染症対策で裏口から入って、簡単な隔離部屋で待つようになっているので診察まではそこで待っていました。
食欲が低下して、熱も高くて喘鳴もすこしでていると伝えました。先生からは世間ではRSウイルスが流行っているので検査しましょうって言われました。あと、ヒトメタニューモウイルスhMPVも一緒に検査します。
ちなみにRSウイルスの検査費用は
- 入院中
- 1歳未満
- パリビスマブ製剤(シナジズ)を使用している乳幼児
の場合は無料になりますが、それ以外は保険適用で数百〜2,000円程度かかります。
検査はインフルエンザの検査と同じように鼻に細い綿棒で奥のほうの鼻水と粘膜をとりました。わたしの子どもは鼻血がでちゃいました。
15分ぐらい待っていたら検査結果を教えてくれました。RSウイルスは陽性で、ヒトメタニューモウイルスhMPV は陰性でした。
上でも書きましたが、治療薬は特にないので対症療法のお薬をもらいました。

ただ、わたしの子どもは1歳以上なので検査費用はかかるかと思いましたが、保険適用だったため乳幼児医療費助成制度のおかげで無料でした。
家で気をつけること
- 呼吸が苦しそうなときは、背中をやさしくたたいたり、身体を起こすように抱っこしてあげてください
- 鼻がつまっている時は、綿棒で掃除をしたり、鼻水を吸い取ってみましょう
- 部屋が乾燥しすぎないように工夫しましょう
- 母乳やミルクの場合は1回量を少なくして何回にも分けて与えましょう
- 飲んだ量やおしっこの回数などをメモしておいてください
- 病状の変化を見極めて、主治医の指示通り受診してください
こんな症状な時はもう一度診察を
- ゼイゼイ、ヒューヒューの音が強く、息苦しそうで眠れない
- 胸やおなかをペコペコさせて息している
- 顔色がよくない
- 母乳やミルクの飲みが悪い
先生からは4日後にまた受診してくださいとそれまでは感染症なので保育園はお休みにしてくださいとのことでした。
まとめ
今回はこどもがRSウイルスと診断されるまでの症状をまとめました。わたしのこどもの症状は高熱と咳と鼻水が多く食欲も低下してしまいまいた。1歳未満や3割は重症化してしまう可能性もあるため、あまくみないほうがいいと思います。 友達の子どもは熱痙攣も起こしてしまったらしいので注意は必要です。
RSウイルスの検査は鼻に綿棒をいれて15分程度なのですぐに結果は出ます。ただ、保育園で流行っている場合は検査をしないことも多いみたいです。実際にわたしの周りの人も検査しないでRSウイルスって診断されたって言っていました。
高熱やヒューヒューなどの呼吸症状が出てたら、直ちに受診することをおススメします。